柔軟性
血圧が上がるのは、加齢によって血管に柔軟性がなくなって動脈硬化を起こし、それによって血管が狭くなるためです。
血管が狭くなっても一定量の血液を送りだすために血圧は高くなってしまいます。
高血圧から動脈硬化となり、血圧が上がるという悪循環は動脈硬化を促進し、様々な病気を引き起こす要因でもあります。
原因と対策
血圧が上がる原因のひとつには、肥満や塩分を多く摂ったり、ストレスや喫煙など生活習慣が影響します。
血圧が上がらないためには、食事やストレスを解消したり、睡眠をとるなど生活習慣を改善することが対処法となります。
食事では塩分を控えるようにします。
塩分は1日6g程度に抑え、塩分だけではなくコレステロールや飽和脂肪酸が多い物は避けるようにして、野菜や魚などを積極的に摂るよう心掛けます。
アルコールも控えます。
アルコールを習慣的に大量に飲むことは血圧が上がることに繋がるため、飲む量は1日ビール中瓶1本、お酒は1合が目安です。
喫煙は血圧を上げるため禁煙します。
禁煙はなかなか難しいものですが、どうしても禁煙できない場合には、本数を減らすよう心掛けます。
運動も必要で、運動は血圧を下げる効果が期待でき、1日30分程度の運動を習慣として、人と話をしながらできる程度の緩い運動が効果があるため、ウォーキングや軽いジョギング、サイクリングなど軽い有酸素運動やラジオ体操も好ましいです。
運動といっても急な激しい運動は血圧を上昇される可能性があるため、通院している場合には医師に相談するようにします。