タンパク質と心臓病の意外な関係

タンパク質と心臓病の意外な関係

心臓病は心筋梗塞や狭心症などがあり、厚生労働省の調査によると平成28年、日本の死因の第2位となっており、比較的死亡率が高い病の一つです。

他の病気と異なり自覚症状がなく、ある日突然心臓に発作が生じ、そのまま命に影響を及ぼすことが多くなってしまいます。

原因として多いのは動脈硬化や高血圧、高血糖であり、動脈の血管の壁にコレステロールが付着する、高血圧のため血管がしなやかさを失い硬くなる、血糖値が高いことにより血管が傷ついてしまい、動脈硬化が促進されることが影響して起こります。

心臓病予防に食生活がまずあげられ、低脂肪で糖質が控えめな食事をする、食物繊維やビタミン、ミネラルを補う、適量のアルコールやカフェインの摂取を行います。

この他には摂取しているタンパク質のうち、25gを大豆由来のものにする、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を行い筋力を高めることがあげられます。

タンパク質においては、心臓病による死亡率と大豆の摂取量に相関関係があることがわかっており、アメリカFDAの健康強調表示においても大豆タンパク質を25g摂取すると心疾患の予防になると記されています。

さらに大豆製品は低脂肪であり、ミネラルやビタミンが豊富に含まれており、血圧を調整するのに役立ちます。

なお大豆たんぱく質25gの量はかなりの量であり、豆乳200ccで7.2g、厚揚げ75gで8g程度です。

大豆は食べすぎも良くないため適度に食べることが大切です。

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