さつまいもの隠れた魅力はビタミンCを豊富に含むことです。
ビタミンCは免疫力を高めたり、酵素の働きを助けたりする効果があります。
またコラーゲンをつくりメラニン色素の生成を止める働きもするので、美肌に役立つ栄養素です。
水溶性のビタミンですから、調理するときに下茹でをすると茹で汁に溶けてしまいます。
ですから調理法はスープに入れたり、蒸したりするのがおすすめです。
さつまいも入のスープとしては豚汁が定番です。
じゃがいもを入れる地域も多いですが、さつまいもを入れる地域もあります。
他の具材はまず豚肉と人参、大根です。くわえて長ネギやこんにゃくを入れることもあります。
味付けは味噌と醤油のダブルで、出汁には鰹節や昆布を使うことが多いです。
さつまいもご飯も素材の魅力が味わえます。作り方はまず皮を剥いたさつまいもを2センチ角に切ります。
それを研いだお米、水と一緒に炊飯器に入れて普通に炊くだけです。
炊きあがったらお茶碗に盛りますが、ごま塩を振りかけるとさつまいもの甘味が引き立ちます。
さつまいもを使った定番メニューといえば蒸かし芋でしょう。
蒸し器を使うのもいいですが、栄養素を逃さない調理法は電子レンジ加熱です。
よく洗ったさつまいもを濡れた新聞紙に包みます。
それを600ワットで5分ほど加熱します。
中まで火が通っているか不安な場合は、竹串などを刺して確認します。時間に余裕がある人は150ワットで20分加熱すると少し甘みが増します。
さらにオーブンで少し焼くと焼き芋のような味わいになります。