イモ類の中で唯一、ナマで食べられることができるのが「やまいも」。「やまいも」の中で生産量が最も多く馴染みがあるのが「長芋」です。長芋のやっかいなところは調理するときに手が痒くなりますよね。手袋しててもそれでも痒くなってしまうときもあります。これは「シュウ酸カルシウム」と呼ばれる成分が含まれているからだそうです。それでも美味しいから食べたくなる「やまいも(長芋)」について調べてみました。
※この記事は「美味しい長芋の見分け方、保存方法、栄養」をまとめています。
美味しい長芋の見分け方
長芋は切り口が変色してないのを選ぶべし
長芋をスーパーなどで購入される場合は1本単位でなく、小さく切ったものを購入されると思います。その際に見ていただきたいのが切り口。切り口が真っ白で瑞々しいのがわかるほど良いです。変色したものは時間が経過したり保存状態が悪かったりするので、選ぶ際は切り口を一番にみましょう。
ずっしり重いものを選びましょう
トマトの美味しい見分け方でも同じ説明をしましたが、長芋も同様に「ずっしり重い」ものを選んでください。
まっすぐ伸びてデコボコがないものを
まっすぐ綺麗に伸びて野球のバットのような形に近いものを選びましょう。張りがあって瑞々しさを感じる長芋がベストです。デコボコしているものですが、軽くデコボコとかではなく形が悪いとはっきりわかるので迷うことはなさそうです。
長芋のベストな保存方法
長芋は店頭に並んでいるときと私たち八百屋が仕入れたときの状態は全く違うこと知っていましたか?私たちが仕入れるときは「おが屑」に入った状態でやってきます。これは長期で保存する場合にとても向いている方法です。
短期間保存する場合
家庭で短期間保存する場合ですが新聞紙に包んで冷暗所に入れましょう。またカットされた長芋はラップにくるんで冷蔵庫の野菜室に入れて保存してください。
やまいも(長芋)の栄養パワー
ぬめりが持つ特徴
粘り気のあるぬめりははタンパク質の消化を助ける食物繊維で血糖・コレステロール値のコントロールする効果もあるといわれています。
アミラーゼが豊富
長芋はでんぷん分解酵素のアミラーゼが豊富に含まれています。アミラーゼは消化を助けて胃の調子をよくします。またアミラーゼは熱に弱いのでナマ食がオススメです。