夏が旬の素材となると余り多くはなさそうです。実際問題として、人間は夏は食料を多くは必要としないのです。
というのも、夏の気温は場所にもよりますが、体温にかなり近い、場合によっては超えることもあります。そうなると、自分で発熱する必要が無いので、カロリーを消費しないのです。
このような状況で沢山食べては太るだけなので、小食になるのは当然です。
更に、多くの食べ物は太陽の光を受けて成長します。
そうなると、収穫の時期は夏の後の秋になるので夏が旬というのが見つかりにくいのは当然と言えば当然です。
魚系の話
その中でも、魚ではハモや最近ではすっかり高級魚の仲間入りしてしまったイワシは夏が旬と言われています。
尚、ウナギを思い浮かべる人もいるかも知れませんが、ウナギは夏は旬ではないです。旬でないものを何とか売ろうとした販売促進の結果が土用の丑の日ですので、むしろ逆になります。
スイカ
また、正式には野菜ですが果物扱いしかされないスイカは夏が旬であることは間違いないです。
もっとも、スイカはそのまま食べることが多いので、素材と言えるか否かが疑問ではありますが。
その他
明確な野菜としては、トウモロコシやトマト等、枝豆等が挙げられます。
一方で果物となると少々思い浮かべるのが難しくなり、サクランボやプラム等があります。
果物ではないスイカも含めて赤みがあり、それが強いほど美味しい傾向があります。
人間の体の仕組み上、食欲が落ちやすく、そうでないと困る時期ですが、旬の食材も含めバランス良く食べ夏を乗り切りたいものです。