コロナショックによる購買行動の変化

コロナショックによる購買行動の変化

新型コロナウイルスの影響で、行動変容が求められ、購買行動にも変化があらわれています。

買い物スタイルの変化

新型コロナウイルスは人との接触を避けることで感染拡大が抑えられる可能性が高いとのことで、外出自粛の要請や自主的な巣ごもり行動により、今まで実店舗で買い物していたものをネットで購入するなど、買い方に変化が出ています。

さらに、実店舗で買い物をするにしても、あらかじめ買うものをメモ書きするなどにして、買い物の回数を減らしてまとめ買いする動きも出ているようです。

お店選びの変化

実店舗での購入では、商品の価格だけでなく、感染防止を徹底している店舗を利用する人も増え、小売店の経営の在り方にも影響を与えています。

巣ごもり傾向で外食することも減ってきており、かわって食事の宅配や持ち帰りサービスが活況を帯びています。

購買対象の変化

新型コロナウイルスの広がりにより、生活必需品を備蓄するなど生活を守るための消費が増えることにつながりました。

食料品や飲料品、医薬品など生活に根差した商品を備蓄する一方、これまで堅調に推移してきた旅行や衣類・外食など生活に潤いを与えるものやサービスへの出費を減らす傾向が見受けられます。

それでも、巣ごもり生活を充実させる動きもあり、今までは料亭などで提供されていた高級な食材を購入する人が増えたり、レンジなどで簡単に調理できて本格的な味が楽しめるレトルト食品が人気となるなど、生活必需品とされているものにより高い付加価値を求める傾向もみられます。

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