玉ねぎでも旬はある
年間通していつでも販売されている身近な野菜の一つに玉ねぎがありますが、いつでもあるからこそ種類も同じでいつ食べても美味しいと考えている人も多いのではないでしょうか。
しかし一口に玉ねぎといっても様々な種類があり、旬もあるので一年の間でより美味しく食べられる時期には違いがあると言えます。
国内で最も多く出回っていた日頃からよく目にするのが、黄玉ねぎであり辛味の強い辛味品種に分類されます。
黄玉ねぎの特徴
黄玉ねぎは貯蔵性が高いのが特徴であり、しっかり乾燥させることで長期保存が可能です。
収穫後は貯蔵庫で保存しておき、それを順次出荷していることで年間いつでも玉ねぎが安定した価格で販売されています。
白玉ねぎの特徴
その他にも目にすることが多いのが白玉ねぎであり、これは極早生種や早生種の皮が薄くて白いタイプです。
果肉が柔らかいのが特徴的であり、辛味が少ないことから生食に向いていて、サラダオニオンとも呼ばれていて一般的には二月から四月ごろに出回ります。
レッドオニオンの特徴
レッドオニオンと呼ばれる表皮が赤紫色をしたものも、サラダに使うことも多く目にしやすい種類の一つです。
これは五月から七月に出回り、輪切りにすることで年輪のような模様があります。
アントシアニン色素により赤紫色になるからであり、アントシアニンを多く含んでいるのも特徴です。新玉ねぎはよく見かけますが、これは品種ではなく三月から四月に出回る新ものであり、種類を問わず収穫してすぐに出荷されるのが特徴です。