突然ですが「シュークリーム」の「シュー」ってなにかご存知ですか?実はシューはフランス語でキャベツという意味なんです!クリームは英語なのでシュークリームはフランス語、英語が混ざった言葉になるのですが、シューがキャベツということをご存知だった方は少ないのではないでしょうか。そんなキャベツの取り説をまとめました。
※この記事は「美味しいキャベツの見分け方、保存方法、栄養」をまとめています
美味しいキャベツの見分け方
1,切り口をまずは確認!
買うときにまず確認したいのが切り口のくたびれ具合です。黒ずみが進んでるほど収穫して時間が経っているので避けたほうが賢明です。また、切り口は500円玉サイズのものを選びましょう。それ以上大きい切り口だと苦味が出てきます。
2,葉っぱに張りがあってずっしり重いものを
やはり採れたてのキャベツは若々しく張りがあって見た感じも新鮮さを感じ美味しそうに見えます。重いほうが水分もたっぷり含んでいて瑞々しく美味しいです。軽いキャベツを選んでしまうと葉っぱが硬くなっている場合があります。ちなみに春キャベツはそもそもが軽めになっているので重さを重視しなくても大丈夫です。
3,外葉が紫に変色していたら実は当たり!
意外と知られていないキャベツライフハックですが、外葉(一番外っ側)が紫色に変色している場合は当たりです。これは寒さで霜が当たって変色してしまっているのですが霜があたることによって甘さが増します。北海道の野菜で「越冬野菜」がありますがそれと同じ原理です。逆に外葉が黄色くなっているのは劣化してきているので避けましょう。
かさばるキャベツの保存方法
1,丸ごと保存なら芯をくり抜く
キャベツを買って今日は使わないから丸ごと保存する場合も多いですよね。そんなときは少しばかり手間がかかりますが芯をくり抜きましょう。そしてくり抜いた箇所にキッチンペーパーなどを濡らして詰めてください。さらにそこからビニール袋をかぶせて野菜室にいれましょう。外葉がついている場合は外葉はつけたままでOKです。
2,カットしたキャベツは必ず冷蔵庫へ
カットしたキャベツはラップや容器に入れて野菜室に必ずいれましょう。一度カットした場合は早めに食べることも重要です。(状態によりますが3日以内が理想)それでも何日間か経過した場合は黒ずんできた部分や傷みのある場所を余分にカットし綺麗な箇所だけ食べるようにしてください。
キャベジン豊富!キャベツのココがイイ!
1,ビタミンUのキャベジンが豊富
キャベツにはあの某ドリンクで有名なキャベジンが豊富に含まれています。キャベジンは胃の粘膜を守る効果があると言われています。ただしこれは生食で食べた場合に限りますのでご注意を。胃腸の調子が悪いときはしぼり汁(200〜300ml)をお湯を加えて加熱して飲むと良いです。
2,免疫力を高めるビタミンCもいっぱい
キャベツは淡色野菜の中ではビタミンCが一番含まれています。これはみかんに匹敵すると言われています。外葉部分が一番ビタミンCが豊富で次に芯のあたりが多いです。
3,アメリカ国立ガン研究所ではガン抑制効果の高い食材として認定
キャベツにはイソチオシアネート(強いガン抑制効果)とペルオキシダーゼ(発ガン物質を抑制)が含まれており、それらにはガン抑制効果のある食材、「デザイナーズフーズ」として紹介されています。特に肺がんや膀胱がんの予防に有効といわれています。