規格外品とは?フリフル独自のフードロス問題や規格外品に対する取組みをご紹介

フリフルは、規格外品の「もったいない」を「フードシェア」へ!というコンセプトのもと、皆さんにフードロスの現状を知っていただく活動を日々行なっています。

フリフルとは?

それは平成20年頃、野菜ネット販売を始めたフリフル代表の坂口が契約してる農家さんへ顔を出しに言った時の事だった。。

【マンガでわかる】フリフル誕生物語

ではそもそも、規格外品とは何なのか?

なぜフリフルは野菜やフルーツの無料プレゼントを行っているのか?

改めて振り返ってみたいと思います。

規格品と規格外品の違い

例えばあなたが家庭菜園で育てた野菜や果物を収穫する際には、「規格品」や「規格外品」といった概念は存在しません。

大きさがまちまちだったり、多少傷が入っていても、一生懸命育てた作物が美味しそうに育っていたら、気にせずに食べられると思います。

しかし、これがスーパーで買う商品になると途端に話が変わってきます。

誰もが、なるべく大きく、なるべくキレイな見た目の商品を選ぶでしょう。

そして、傷が入っていたり、他のものと比べて小さかったり変形しているものは極力避けるはずです。

この行動が間違っているわけではありません。

これは、人として当然の選択だと思います。

そして商品を提供するスーパーなどの店舗側では、全ての商品をなるべく同じ見た目・大きさのもので統一し、優劣なく均等に供給する必要性が出てきます。

この時に「規格」という基準が必要になってくるのです。

スーパー等に運ばれてくる野菜や果物は全国のどこかのつくり手さんによって作られた作物なので、食の安全性に対するルールなどがきちんと定められていることはもちろん必要なことです。

その過程で、大きさや見た目の傷などによって規格品と規格外品に区別され、その用途に応じて値段が決められ流通されているのです。

規格ってどんなもの?

では実際に市場に持ち込まれる農作物には、どのような規格が設けられているのでしょうか?

ひとつの例をご紹介しましょう。

こちらは実際にとある県で定められているきゅうりの出荷規格の図です。

地域によって内容は異なりますが、こういった規格がどこの市場にも定められています。

ご覧のように、形や大きさ、傷の有無などで判断し、基準に満たないものは「規格外品」とされてしまいます。

「規格品」と同じく出荷できなければ、つくり手さんにとってはお金にならない作物ということになります。

同じ土地で、同じ時間、同じ様に作られているはずなのに。

このような規格外品が、毎年生産量の40%を占めているとも言われています。

フリフルでは、このような規格外品の「もったいない」を無くすために、全国の農家さんから仕入れた規格外品をフリフルマルシェでの販売やプレゼント情報として、サポーターの皆さんにお届けしているのです。

市場仕入れのプレゼント商品

フリフルのプレゼント記事を見たサポーターの方々から「プレゼントには規格外品じゃないものも扱ってるんですか?」といった質問をよく頂きます。

みなさんが仰るように、プレゼント記事の商品には、農家さんから仕入れた規格外品ではなく、市場から仕入れた商品もたくさんあります。

「市場から仕入れたものなら、規格外だとかもったいないだとか、関係ないんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、実はそうではありません。

私たちフリフルはサイトでのプレゼントだけではなく、フリフルマルシェという野菜販売イベントを行っています。

【フリフルマルシェのようす】

フリフルマルシェは常設のお店を構えるのではなく、地域のイベントや企業さまからのお誘いを受けてイベント販売する「出張マルシェ」という形をとっています。

もちろんマルシェでも農家さんから仕入れた規格外品を販売し、「もったいない」を伝える活動に取り組んでいます。

 

農家さんや市場から直送の野菜を驚きの安さで販売!
フリフルマルシェを出店する際には、農家さんや市場から直接仕入れた新鮮な野菜やフルーツを販売するのですが、仕入れの際には当然端数が出てしまったり、売れ残り商品が出てきてしまいます。

残った商品は、もちろん廃棄するわけではなく、鮮度が落ちる前に無料プレゼントとして、フリフルサイト内でプレゼント記事になります。

こうすることにより、仕入れた新鮮な野菜やフルーツを全く無駄にすることなく、全国のサポーターの皆様の元にお届けしているのです。

まとめ

「規格外品」とは何なのか?

そして、フリフルの活動はどういったものなのか?

改めて、少しでもサポーターの皆様に伝われば嬉しく思います。

フードロス問題の解決の鍵は、ひとりでも多くの人に「もったいない」という意識を持ってもらうことです。

フリフルは今後も様々な視点から食品の「もったいない」をお伝えしていきますので、これからも応援よろしくお願いいたします。

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