多くの人にとって、おろし器と聞けば真っ先に思い起こすのが、大根やショウガをおろすことかもしれません。ところが実際には、おろし器の活用術は他にもたくさんあるのです。
何と言っても、おろすという調理法の一番の魅力は、加熱をしない生ならではの風味をしっかりと引き出すことができるということです。
レモン
お勧めの活用術の一つはレモンおろしであると言うことができます。きれいに洗ったレモンを、おろし器で実と皮が混ざるように丸ごとすりおろすだけで出来上がりです。
焼肉で活躍
焼肉にぴったりの香りさわやかな薬味として楽しむことができます。
他にも、すりおろしたレモンおろしを使って、美味しいマーマレードを作ることができます。作り方は簡単で、レモンの皮をすりおろしてハチミツと混ぜるだけです。パンにつけたり、ヨーグルトに加えて食べることができるでしょう。
冷奴で活躍
また、人参をおろし器ですりおろした人参おろしは、冷ややっこに乗せる薬味にすると、新しい味わいを楽しむことができるでしょう。人参おろしは色もきれいですから、味だけでなく見た目の美しさも十分楽しめます。
スイーツで活躍
さらに、人参おろしを使ってケーキを作るなら、色鮮やかなキャロットケーキが出来上がります。家族や友人を呼んで、コーヒーや紅茶と一緒にキャロットケーキをいただく、そんな贅沢なひと時を過ごしてみるのもよいものです。
「きゅうり」もおろしちゃう
おろし器活用術の3つ目の例は、キュウリおろしです。きれいなキュウリおろしを作るポイントは、キュウリを板ずりした後、10秒から15秒ほど湯通ししてから使用するということです。
こうすることによって、キュウリの持つ生臭さが取れて発色が良くなるでしょう。キュウリおろしは見た目も鮮やかで、まさに夏にぴったりのメニューを作り出すことができます。
例えば、キュウリおろしに薄口醤油を少々加えて味を調えた後、熱いご飯にかけて食べるのです。その上におろしショウガと胡椒をかければ、美味しいキュウリのおろしかけご飯が出来上がります。食欲が減退する暑い夏に、ぴったりの一品となるでしょう。
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