梅雨は湿度が高いので、気が付くと家の様々な場所にカビが生えているという状況になりがちです。
カビを放置しておくと、体内に入り込んで病気の原因になってしまいますし、衣類や布団がだめになってしまうこともあります。衛生的にもよくないので、カビが生え始めたら早めに対策をとりましょう。
カビの増殖しやすい場所はたくさんありますが、代表的なのが風呂場です。
床や壁などはもちろん、入浴中に顔をあげると天井にカビが生えていて驚いていたというケースも珍しくありません。
天井はカビ取り剤で濡らしたスポンジと棒を使って、ごしごしこすることできれいに落とすことができます。
数時間カビ取り剤で殺菌したら、シャワーで天井を洗いましょう。
この時、シャワーの水が自分の顔にあたらないように注意が必要です。
念のためにゴーグルなどを付けて作業するのが良いですね。
室内にできたカビを掃除する時には、換気しながら作業をする事がポイントです。
カビの胞子が空気中に浮遊しているので、これを追い出すことで再繁殖を防ぐことができます。
掃除機をかけるときにも、カビの胞子が空気中に舞い上がってしまうので、ドライ式のモップで床掃除をしてから掃除機を使うようにするのがコツです。
雑巾で床を拭く場合も、湿気がカビを増殖させないように、乾拭きをする事を忘れないようにしましょう。
カビ取り剤がない時には、市販のエタノールを使う方法で十分です。
6対4の割合で水で薄めましょう。