干しシイタケは椎茸を干したものであり、干すことによってうまみ成分であるグアニル酸ができます。
このグアニル酸はうまみ成分の代表的な存在であるグルタミン酸と一緒に摂取をすることにより、うまみ成分を長く保持することができます。
グルタミン酸は様々な食べ物に含まれているので、上手に活用することでうまみを感じることができ、干しシイタケと一緒に組み合わせた食べ物をおいしく感じるようになります。
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干し椎茸レシピ
干しシイタケは一般的に水戻しを行いますが、簡単レシピとしてすりおろす方法があります。
干しシイタケを円を描くようにおろし金でするだけでグアニル酸のうまみを引き出すことができ、粉末状になるのでおみそ汁の中などに簡単にふりかけることができます。
おみそ汁2人分に対して粉が大さじ1、カレーであれば粉を大さじ1.5を加熱するときに入れます。
一番うまみを引き出すのに良いのは水を入れる時ですが、シイタケの風味が気になる場合は最後にひと振りをします。
ケチャップやマヨネーズには大さじ2に対して小さじ1を入れると良いです。
この他の活用法としては水戻した後の戻し汁を使う方法があります。グアニル酸を最大限に引き出すには、冷蔵庫で一晩冷水で戻すのが良く、水の量はひたひたぐらいにします。
戻した後の汁は冷凍して保存することができ、必要な時に必要な分だけ使用することができます。
煮物やみそ汁、そばつゆや厚焼き玉子などに利用すると使い切ることが可能です。