実は栄養満点
一年をとおして、いつでも食べられるきゅうりですが、本来の旬は夏です。95%以上が水分ということもあって、栄養が薄いように感じられるきゅうりですが、ビタミンなどナスやトマトと同等に栄養素が含まれている野菜です。
旬である夏はその栄養分がいっそう高くなる季節です。
ですからきゅうりのレシピの種類も夏に適したものが必然的に多くなります。
意外と万能
生で食べることがほとんどですから、レシピも比較的簡単なものが多い印象です。サラダや酢の物、即席漬けを始めとして、手軽なおつまみにも向いています。
辛みのある調味料と良く合い、唐辛子を効かせた「たたききゅうり」や、ナンプラーや豆板醤などと合わせてアジアな料理に
。激辛スパイスが効いたメニューにも材料の一部として、または単品だけでも辛さを引き立てておいしいものです。
夏は特に激辛メニューが人気ですので、旬のきゅうりはぴったりです。きゅうりは生で食べる以外にも加熱して食べてもおいしい野菜です。
火を通すときゅうりの良さであるシャキシャキとした歯ごたえが無くなってしまうのではないかと心配になりそうですが、意外とそんなことはありません。
豚肉で野菜を巻くレシピの具材などにすると、油が染みておいしくなります。
日本食で火を通すレシピは少ないですが、中華料理などでは炒め物の具材としてよく登場します。
肉にも魚介にも良く合い、どんな味付けにも対応できるのが魅力といえるのではないでしょうか。