なすの栄養と効能

なすの栄養と効能

夏は安い

なすは夏野菜の一つであり、6月から9月に旬を迎えます。

夏になると安い価格で購入することができ、様々な料理に使用することができるため献立の中に組み入れる機会が増えてきます。

大事な紫色の皮

なすの皮は一般的に紫色をしていますが、この紫色はポリフェノールの一つナスニンであり、ナスニンには強い抗酸化作用があります。

さらにアントシアニン系の色素のため特に眼精疲労を緩和する作用に優れており、皮までしっかりと食べることによって目に対しての効能を得ることができ、抗酸化作用によって生活習慣病の原因となる活性酵素を抑えることができます。

近年ではコレステロールの吸収を抑える作用があることがわかってきました。

またなすにはビタミンやミネラルなど特に多く含まれているわけではありませんが、カリウムが豊富に含まれており、カリウムには余分な体の熱を逃す働きがあります。夏に食べることによって体を冷やすことができ、熱中症対策としても使用することができます。

新鮮な方が良い

新鮮なものほど栄養価は高く、ヘタの部分のとげがしっかりと立っているもの、触ると痛いものを選ぶことが大切であり、保存も冷蔵庫に入れてしまうと硬くなり傷みも早くなってしまいます。

できれば袋に入れて冷暗所で保存をし、早めに食べるようにします。

作り置きをする場合はなすのきれいな紫色が茶色に変色をしてしまうため、マリネや煮びたし、ナムルなど下味をしっかりとつけて保存をすると良いです。

冷凍をすれば1か月ほど持ちますが冷蔵では3日以内を目安に食べきるようにします。

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